Trek FX 1 Gen 4 試乗インプレ|街乗り・通勤・通学に最適なエントリークロスバイク

2025年4月29日by さいたま大宮バイクプラス

こんにちは!

大宮店の遠藤です。新生活や新年度のスタートに合わせて、「移動手段も気分も一新したい」と考えている方、多いのではないでしょうか?電車やバスの混雑を避けて、風を感じながら自分のペースで移動できるクロスバイクは、そんなタイミングにぴったりの選択肢です。

中でも「Trek FX 1 Gen 4」は、通勤・通学から週末のフィットネスライドまで幅広く使えるオールラウンドなモデル。価格は控えめながらも性能はしっかり、そして後々のカスタマイズもしやすいという、かなり“使える1台”なんです。その証拠に、春入荷ロットはすでにかなりの品薄状態、大人気となっています。

この記事では、FX 1 Gen 4の基本スペックから、実際に街中を走ってみて感じたリアルな乗り心地、さらには日常使いをより快適にするカスタムアイデアまで幅広くご紹介します。

「はじめてのスポーツバイク選び、どれにすればいいか分からない」「予算は抑えたいけど、ちゃんと走る1台がほしい」——そんな方にこそ、ぜひ読んでいただきたい内容です。

 


Trek FX 1 Gen 4の基本スペック

FX 1 Gen 4は、シンプルで扱いやすい構成と、しっかりした走行性能、そして手が届きやすい価格帯をうまく両立しているモデルです。「最初の一台に迷ったらコレ」とおすすめできる理由は、コストパフォーマンスの高さだけでなく、街乗りに特化した実用性にもあります。

毎日の通学や通勤、スーパーへの買い物から週末のちょっとしたフィットネスライドまで、幅広いシーンに対応できる懐の深さ。見た目もスタイリッシュで、普段着でも似合う汎用性の高さもポイントです。

以下に、主要スペックを表にまとめました。各パーツがどんな役割を果たしているのかも、合わせてチェックしてみてください。

フレーム Alpha Gold アルミフレーム(軽量かつ高剛性。ケーブルは内装で見た目もスッキリ)
フォーク スチール製(頑丈で衝撃にも強い。初期コストを抑えつつ耐久性を確保)
変速 Shimano 2×8段変速(坂道も平坦も快適に。初心者でも直感的に操作できる)
ブレーキ 機械式ディスクブレーキ(雨の日でも制動力が落ちにくく、通勤通学に◎)
タイヤ Bontrager H2 Comp 700×35C(太すぎず細すぎず、街中の段差や荒れた舗装でも安定感あり)

どのパーツも、“街を快適に走る”という目的にしっかり合ったセレクト。無駄がなく、それでいて必要な要素はしっかり押さえている印象です。

車体:TREK FX1 Gen 4 カラー:Alpine Blue 撮影箇所:ヘッドチューブ前方から

車体:TREK FX1 Gen 4 カラー:Alpine Blue 撮影箇所:テクトロ製機械式ディスクブレーキ

車体:TREK FX1 Gen 4 カラー:Alpine Blue 撮影箇所:2×8速の変速まわり


実走レビュー(街乗り・通勤・ポタリング)

ここからは、FX 1 Gen 4を実際に街で走らせてみたリアルな感想をまとめました。今回は街乗り〜通勤・通学、そして週末のポタリングまで、いろんなシチュエーションで試してみたので、その使用感を正直にお伝えします。

信号待ちからの発進

信号が多い都市部では、ストップ&ゴーの繰り返しが多くなりますよね。そのたびに立ち上がりが重かったら、地味にストレスです。FX 1 Gen 4はアルミフレームの軽さと、適度に軽いギアのおかげで、ペダルを踏んだ瞬間にスッと加速してくれます。

信号待ちの間にフロントをインナーに、リアを軽めに落としておけば、無駄な力を入れずにラクにスタート可能。はじめての方でも感覚的に操作できるのも◎。気がつけば、信号ダッシュがちょっと楽しくなってきます。

坂道での走り

ルートに坂がある通勤・通学って、続けていくうちに地味にキツく感じてくるもの。でも、2×8段変速のFX 1 Gen 4ならギアの選択肢が多く、状況に応じて無理なく走れるのがありがたい。

急坂の手前でフロントをインナーに、リアをロー側にしておけば、スピードは控えめでも確実に登っていける安心感があります。荷物が重い日でも、汗だくにならずに到着できました。

段差や歩道の乗り降り

街中を走っていると、アスファルトのつぎ目やちょっとした段差、歩道の出入りなんかが意外と多いもの。FX 1 Gen 4は35Cのタイヤが標準装備されていて、そういった日常の小さな衝撃をしっかり吸収してくれます。

見た目は細身ですが、エアボリュームがあり、ちょっと空気圧を調整すればかなりマイルドな乗り心地に。ガツン!とこない、スーッといなしてくれる感覚です。速度を上げても安心して踏み込めるのは、こういった細かいところの安定感があるからですね。


実用的なカスタム案

FX 1 Gen 4の魅力は、初期状態でも十分実用的であると同時に、「使い方に合わせて育てていける」柔軟さにあります。通勤・通学仕様にしっかり仕上げるもよし、週末のサイクリングに特化させるもよし。あなたの生活スタイルにピッタリ寄り添ってくれる1台です。

フェンダー(泥除け)

毎日自転車に乗るとなると、突然の雨や路面の水たまりは避けられません。制服やスーツに泥はねがついてしまうと気分も台無しですよね。そんなとき頼れるのがフルフェンダー。FX 1 Gen 4には専用のフェンダーマウントが用意されていて、見た目もスッキリとしたまま取り付けられるのが嬉しいポイントです。

リアキャリアの取り付け

リュックでの移動に疲れてきたら、リアキャリア+パニアバッグの導入をおすすめします。荷物を車体に任せるだけで、身体の負担がかなり減りますし、夏場に背中が蒸れないだけでも快適さは段違い。買い物帰りの荷物もラクに運べて、自転車生活の幅が一気に広がります。


スタンドの追加

街乗り用途なら、スタンドはほぼ必須。信号待ちや駐輪時に「壁がないと停められない…」というのは地味に不便です。FX 1 Gen 4には専用のキックスタンドマウントが備わっているので、後付けでもスマートに装着できます。しっかり安定するので倒れる心配も少なく、安心して使えます。

グリップの交換

見た目は地味でも、実はカスタム効果が大きいのがグリップ。長時間乗っていると、手のひらや手首が疲れてくることもあります。そんな時は、エルゴノミックデザインのグリップに交換するのがオススメ。手のひらにフィットしやすく、路面からの振動も軽減してくれます。好みのカラーで見た目の印象もグッと変わりますよ。

Trek Line Comp MTBグリップセット カラー:Tan

タイヤの変更

標準装備の35Cタイヤでも十分ですが、もっと快適さを求めるなら40Cへの変更もアリ。ちょっとした未舗装路や段差もよりソフトに乗り越えられるようになり、乗り心地がワンランクアップします。見た目もグッと迫力が増して、カスタム感がぐっと出てきます。


まとめ

「コスパがいい」とひと言で片付けるのはもったいないくらい、Trek FX 1 Gen 4は使う人の“これからの毎日”に寄り添ってくれるクロスバイクです。

軽さ、操作性、街乗りでの実用性、そしてカスタムの幅。どれを取っても、エントリーモデルの枠を超える実力を持っています。フェンダーやキャリア、スタンドを取り付けて通勤・通学仕様に仕上げるもよし、グリップやタイヤを交換して快適性を追求するもよし。必要に応じて“育てていける”一台です。

「とりあえず乗れる」だけじゃなく、「ずっと乗りたくなる」一台。そんな1台を探している方には、ぜひFX 1 Gen 4をおすすめしたいです。

店頭ではサイズフィッティング、お見積り作成など随時ご相談を受け付けております。
初めてのスポーツバイク購入を検討されている方はぜひお近くのバイクプラスまでお気軽にお越しください!


所沢店の中の様子をガラス越しに撮影した写真

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